大阪の公立中高一貫校「咲くやこの花中学校」に合格するまでの経緯と、どんな受験対策をしてきたかご紹介します。
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公立中高一貫校を目指す人へのお役立ち体験談

公立小学校では「中」くらいの成績でした。塾には行かず、母子で対策を立てて挑んだ受験。晴れて大阪の公立中高一貫校に合格するまでの経緯と、どんな受験対策をしてきたか、また、興味深い学校生活をご紹介します。 実際に通わせてみて感じることは、とても恵まれた環境で学び、入学して良かったと思える学校です。

公立中高一貫校の受験対策でもっとも注力すべきことは?

ズバリ、作文対策です。

 

わが子は受験で作文を3本書きました。言語分野以外のスポーツ、理工、芸術も文章を書かせる問題は出ます。

 

一番最初のハードルは、受験前からあります。応募申込時に添える本人直筆の「志望動機」の作文です。咲くやこの花中学校に入ってどんなことをしたいか、について書きました。

 

何枚も書いて練習するために、提出用紙を10枚近くコピーしました。

 

作文を書くことに慣れていない子は、作文用紙を見ただけでうんざりします・・。我が家も最初はそうでした。どうやって書いていいのかわからないのです。

 

まずは基礎の基礎から、ということで、小学校4年生のころにベネッセの作文講座を受講して、まったくやらなかったため手つかずのまま退会し、テキストだけがそのまま残っていたので、まずはこのテキストから始めました。けれど、やっぱり基礎の基礎すぎて、作文を書く前のならしの問題ばかりで、作文自体を書くための最適な練習にはなりませんでした。

 

インターネットで作文の書き方の情報を集めたり、作文の通信講座を受講することも検討しました。通信講座はやりたかったのですが、なにぶん準備を始めるのが遅かったため、物理的に時間がありませんでした。受講して1ステップずつ積み上げていってる時間はなかったので、他の方法を検討するしかありませんでした。

 

近所の書店に立ち寄ることがあったので、作文に関する参考書があるかどうか探してみると、いくつか出版されていました。

 

・作文を書くのに慣れていない、むしろ嫌がる
・イラストがあって堅苦しくないもの
・解説が子供にも読みやすいもの

 

をよくよく吟味した結果、我が家はこれを買いました。

 

 

この本には本当に助けてもらいました。

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ひぐち先生の超・作文術 考える力をつける(小学高学年用) [ 樋口裕一 ]

 

いきなり書き出さずに、まずは考えを箇条書きでまとめることや、文章を作る構成はパターンがあるので、それに当てはめればよいこと、など、書き方を知らない子に理解できるように解説されていて、理想的な本でした。書き方の解説を読んだ後、負担のない分量で、実際にそのパターンで書いてみるので、定着しやすかったです。

 

また、書きあがったものをチェックする親の立場では、作文という特性ゆえ、正解なのか間違っているのか、の判断もなかなかつきません。そんな不確定な事項についても、どう対応すればよいか保護者向けに解説がありますので、とても助かりました。

 

当初、この本を全部マスターするつもりで取り組み始めましたが、結局時間が足りず、かいつまんでの練習になってしまいました。それでも、作文はどういう風に書けばよいか、をつかむことができ、おかげさまで応募時の志望動機の作文を書くのにも、非常に役立ちましたし、本番の受験時は、困ることなくスラスラ書けたようです。

 

志望動機の作文については、担任の先生にも1回だけですがチェックしていただく機会があり、ありがたくアドバイスをいただきました。本人が書いた内容を変更することなく、より深めたほうがいいとか、具体的に書いたほうがいい、など的確なアドバイスをいただいたおかげで、願書提出の数日前まで何度も見直し、書き直し、完璧に仕上げることができました。

 

作文などの文章は、書いた直後は見えにくいのですが、時間をおいてから読み直してみるとおかしなところが見えてきます。志望動機の作文は幸い、本番の試験とは違って見直しができるので、早めに準備しておいて、再チェックを何度もして完成度をあげてから提出したほうがいいと思います。

 

咲くやこの花中学校受験倍率は5倍~8倍近くなります。各分野20名の狭き門です。その中で、小学校6年生でも大人顔負けの文章を書いてくる子も中にはいます。文章技術ではかなわなくても、他の子と違う面を表現し、キラリと光る個性を出さないと埋もれてしまいます。ありきたりの観点ではなく、少し違った面からものごとが見れるように訓練できたのも、作文の練習を通して得られたことの一つだと思います。

 

受験当日、わが子には、こんなアドバイスをしました。

・周りの子がいきなり書き始めても焦らないこと
・まずは問題を読んで、何を書くか考えをまとめるのが一番大事
・誤字、脱字、作文用紙のルールに気を付けること

この3つです。とくに一つめの焦らない、については折に触れて伝えました。いきなり書き始める子がいれば、むしろラッキーと思っていいよ、とまで言いました。尋常でない緊張状態だと思うので、周りの子の鉛筆の音はかなりのプレッシャーになってしまいます。あらかじめ、上記のような声かけをしておいてあげると心の準備ができると思います。

 

実際に試験が終わってから聞いてみると、いきなり書き出す子が多かった、と言っていました。自分は先に考えをまとめてから・・というのをわかっていたので、落ち着いて臨めたようです。

 

ひぐち先生の超・作文術ですが、いま、受験が終わったところだからでしょうか。どのネットショップを見ても売り切れています。

 

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受験を検討されている方は、入荷情報を細かくチェックされ、売り切れる前に早めに購入されることをおすすめします。