咲くやこの花中学の受検対策に使った問題集
受検対策で一番最初に買ったのは、受検といえば「赤本」ということで、咲くやこの花中学校の赤本でした。
過去の問題から傾向と対策を探るのは大事です。でも、赤本は我が家では「使い倒す」というところまでには至りませんでした。それは。。。
受検対策で赤本があまり役立たなかった理由
それは、問題と解答「しか」載っていないからです。中高一貫校の受検問題は特殊です。大人でも難しくて一筋縄でいかない難問がたくさん出ます。それに対して問題と解答しか載っていないと、「解き方がわからない」のです。赤本を使って問題を解くことはやめて、出題傾向を見るだけにとどめました。
赤本がだめなら、他の本を探さないといけません。すぐに書店に行って本を探すと、10冊近い「中高一貫校向けの受検対策本」が出ていました。すべての中身に目を通して、もっとも見やすく、解説がわかりやすいと思ったのが学研の「イチからわかる!公立中高一貫校適性検査対策問題集」でした。
何が良いって、解説が丁寧なこと。小学校時代からばりばりに受験勉強をやってきた子ならまだしも、学校の授業とそのフォローの塾に通っていた程度の子からすれば、適性検査の問題はさっぱりわけがわからないところからスタートです。そのような問題に慣れ、自分で解けるようになっていくには、自分で読んで理解できるよう解説が丁寧なものが求められます。
学研の問題集が、もっとも内容がわかりやすく、問題の配置や色使いなども見やすかったです。
掲載されている問題は、全国の中高一貫校で出された良問がまとめられています。赤本で傾向を見れば、この問題集から似たような問題を探せるので、そういった問題は確実に解き方・考え方をマスターしておくと良いと思います。
問題集をどのように進めていくか
本人に問題集をぽんと与えるだけでは、よっぽど意識の高い子でない限り、やらないことも多いでしょう。本人任せにせずに、まずは目標を低めに細かく設定します。受検日まであと何日あるから、この問題集を一日何ページやろう、という細かい設定をして、毎日少しずつ進めていきます。 その日できたら○をつけるチェック表も作りました。どういうものを作ったか、近いうちにご紹介したいと思います。
咲くやこの花中学校への受検をお考えの方に、参考になりましたら幸いです。