東大生の勉強法
東大生のノート、東大生の勉強法、などなど、
一時期、書籍もたくさん出て話題になっていましたね。
ちょっと古い動画なのですが、「所さんの目がテン!」で紹介された「東大生の勉強法」がとても参考になったのでご紹介したいと思います。
動画を見る時間が無い方に、概要をつかんでいただけるよう、大事なポイントを記載しておきます。
成績が良い子は先生の何気ない話し言葉もノートを取るが、成績が普通の子は黒板に書かれたことしかノートを取らない。
この仮説に対し、実際に成績に違いが出るかどうかを検証されています。先生の話す内容もノートをとるグループ、黒板しかノートを取らないグループに分け、授業を受け、そのあとのテスト結果を公開されていました。
結果は、先生の話までノートに取る方が成績が上でした。余談や脱線した話でも、それがキーワードになり、思い出すきっかけになったりするそうです。
東大生が「効果があった」と感じる勉強法は小テスト
これも、実際にそうなのかどうか、検証されています。見て覚えただけの情報と、小テストをした情報では、記憶の定着に違いがあります。もちろん後者のほうが覚えています。番組では、初めて目にする「スワヒリ語」をどれだけ記憶できるか、という方法で検証されていました。
小テストが効果的な理由は、「思い出す練習になるから」です。
試験前に甘いものを食べると良い!
これも検証されていました。朝食を抜いた空腹グループに初見で「インドネシア語」を覚えてもらい、いったんテストを行います。その後、グループを二つにわけます。成績が良いグループ、そうでもないグループに。
成績が良いグループにはノンカロリーで糖分のない飲料を飲んでもらい、そうでもないグループには飲み物に砂糖を入れたものを飲んでもらいます。この後、さらに違うインドネシア語を覚えてもらいます。
もともと成績が良く、ノンカロリーの飲料を飲んだグループは、二回目のテストでは成績が横ばいでした。
一方、成績がそうでもなく、砂糖入り飲料を飲んだグループは、二回目のテストで成績が1.5倍アップしていました。
この後、さらに追加テストを行うと、ノンカロリーグループは成績横ばいで、砂糖入り飲料のグループはさらに点数が上がっていました。
さらに、同じ実験を違うグループでも行ったところ、同様に成績が上がったそうです。
番組の中では、現役東大生に、試験の持ち物をインタビューされていました。チョコレート、甘いもの、と答えてました。試験の合間の休憩時間にチョコレートを食べる、という意見もありました。
砂糖は賛否両論あり、子供に大量に食べさせるのは望ましくないと思っていますが、効果があるなら勉強のときだけは与えても良いと思います。試験勉強はしんどいものですし、少しの癒しとしても良いと思います。