大阪の公立中高一貫校「咲くやこの花中学校」に合格するまでの経緯と、どんな受験対策をしてきたかご紹介します。

公立中高一貫校を目指す人へのお役立ち体験談

公立小学校では「中」くらいの成績でした。塾には行かず、母子で対策を立てて挑んだ受験。晴れて大阪の公立中高一貫校に合格するまでの経緯と、どんな受験対策をしてきたか、また、興味深い学校生活をご紹介します。 実際に通わせてみて感じることは、とても恵まれた環境で学び、入学して良かったと思える学校です。

咲くやこの花中学校の百人一首大会(2017)と生徒の様子

 

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1/31(火)は、咲くやこの花中学校全体の百人一首大会でした。保護者も見学できるため、観に行ってきました(写真はイメージです)。

 

今日の感想ですが、「百人一首でこんなに盛り上がれるなんて、なんて純粋で理想的な子供たちなんだろう」と思った次第です。

 

大会の開会式から閉会式まで見せていただきましたが、ワイワイ楽しむところは楽しむ、締めるところは締める、メリハリがきいていて好感を持ちました。

 

少し学校の様子を書きます。

 

1年生から3年生まで全学年が集まっていたので、生徒の様子を観察していたのですが、もちろん茶髪の子は一人もおりません。制服を着崩す子もおらず、とても落ち着いた子ばかりです。ハーフの子がちらほらいます。そして男女比は、男子より女子のほうが全体的に多いです。

 

 

 

咲くやこの花中学校は4つの分野(スポーツ、芸術、理工、言語)に分かれているので、生徒のキャラも(特に男子は)見てすぐわかるのが面白いです。スポーツ分野の生徒と理工分野の生徒では対極なんです。

 

この年頃の子は、人と違うことに過敏になったり、同じ思考の子がグループを作って違う思考の子と距離を置く、ということもやりがちですが、咲くやこの花中学校はそれぞれ目指す方向が違う子供同士が集まっているので、人と違って当たり前、むしろお互いリスペクトしているように思います。この感覚を思春期から養えるのはありがたい環境だなと思います。

 

こういった百人一首大会のような文系の行事で力を発揮する子、スポーツ大会で力を発揮する子、それぞれに見せ場があって活躍できて、いいなあと思います。

 

スポーツ分野の生徒の中には、百人一首大会自体に気乗りしなくて、やる気のない生徒もいるのかと斜めから見たりしましたが、まったくそんなことはありませんでした。分野に関係なく、どの子もみんな真剣に取り組んでいて感心しました。

 

特に2~3年生は、上の句が読まれた瞬間に「ハイ!」と元気な声があちこちから聞こえてきて、取るのが早い早い!中でも「ちはやぶる~」「せをはやみ~」「はるすぎて~」などよく耳にする句は人気のようで、冒頭が読まれた瞬間に叫び声が上がるなど、大変盛り上がっていました。

 

この百人一首大会の後、系列説明会という、高校に上がってから授業内容などがどう変わっていくか、について説明会に参加しました。備忘録もかねてご紹介する記事をまた書きたいと思います。